投稿日:2008-03-02(日)
おはようございます。院長の永田です。『SmaSTATION(スマステ)』で最新医療情報が紹介されましたね。歯科医である私にとっては、とってもうれしい内容でした。やっとこのような情報がゴールデンアワーの番組で取り上げられたのですからね。そのなかで紹介されていた歯に関することを皆様にご紹介いたしますね。1.オゾンで虫歯を治す方法 2.3-Mixと言う薬で虫歯を治す方法 3.ムーシールドを使用する矯正治療法 4.アクアアライナーという透明なカバーを使用する矯正治療法の4点です。1.オゾンで虫歯を治す方法
殺菌作用のあるオゾンを使用し、虫歯菌に浸食された歯を殺菌し、少しでも多くの歯質を保存する方法です。全く歯を削らないでいいというわけではありませんし、どんな場合にでも適用できるわけではありません。
虫歯菌で浸食されると、歯は軟らかくなります。虫歯治療は、このように軟らかくなった歯質を削り、健全な歯質のみ残すのですが、再発を防ぐために少し広範囲で除去します。この際、オゾンを使用することにより、余分に除去する歯質の量を減らすことが可能なのです。
2.3-Mixと言う薬で虫歯を治す方法
これもオゾンで虫歯を治す方法と同じで、3-Mixと言う薬を使用することにより、余分に除去する歯質の量を減らすことが可能です。虫歯が深く、削り続けると神経まで達してしまいそうな時、歯質を一層残して3-Mixをいれてしばらく経過観察することもあります。
3-Mixが発売されていない時代に、フィジオデンタル研究会というスタディーグループで、3-Mix作成に必要な錠剤を半分に割り、必要な成分を掻きだし、乳鉢に入れて作ったことを思い出します。夜の9時に集まり、完成したのは11時頃でしたでしょうか。
以上の2つの方法は、虫歯になってしまったときの治療法の選択枝の1つです。しかし、一番大事なことは何でしょうか?虫歯にならないようにすることですよね。そのために、矯正治療を専門とする永田矯正歯科では、フッ素を応用した予防歯科プランを実行しております。
3.ムーシールドを使用する矯正治療法
これは、乳歯列期(4〜6歳)の受け口の治療法として、私の医院でも採用しております。受け口の子供さんで上唇の力が強く、そして舌の位置が下の前歯の裏に落ちてしまっている場合に効果的です。
口の周りの筋肉バランスをとり、歯並びを治す方法です。強い力をかけるわけではありませんので、痛みは全くありません。寝る際に、口の中に装置を入れるだけです。取り外しが可能ですので、食事の際に楽ですが、使わないと治りません。
ゆっくり治す方法ですので、6〜12ヶ月ぐらいの期間が必要です。
費用もかなり低めで設定しておりますので、お子さんのプチ矯正という感覚でいいでしょう。これで治らない場合、きちんと治す本格的矯正治療となりますが、その際、ムーシールド矯正でかかった矯正基本料金は、本格的矯正治療にかかる基本料金から割引を行いますので、損はありません。
4.アクアアライナーという透明なカバーを使用する矯正治療法
インビザラインと呼んでいるメーカーもあります。細かいところの違いはありますが、治療を受けられる患者様にとっては、差はないと考えていただいていいでしょう。
この治療法の最大の特徴は、取り外しのできる、透明なカバーを使用し、歯並びを治すことです。食事および歯ブラシ以外の時間は、装置を装着しなければ治りません。
先生により考え方は違いますが、歯を抜いて治さなければならない場合は、難しいという点では一致しているでしょう。また、かみ合わせ部分をカバーしますので、単にでこぼこを治すだけであればいいのですが、上下のかみ合わせを改善することは難しいです。ですので、私の医院では、でこぼこのみを治し、かみ合わせは白いきれいな歯に入れ替えてほしいと希望される患者様にのみ、この治療を限定しております。
前の2つは、矯正専門医である私の医院では行っておりません。
後ろの2つは矯正専門医ですので、当然採用しております。特にアクアライナーは注意が必要で、アメリカでは矯正治療ができない普通の歯医者さんが多く採用し、治らないとトラブルになっているようです。ですので、作成しているメーカーも日本導入の際に、一定のハードルを設定しているそうです。
矯正治療専門医は、歯並び治療のプロフェッショナルですから、様々な経験があり、診断、治療ができます。テレビで紹介されていたこのような治療を受ける際には、十分に調べてから始めて下さいね。
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